One Flew Over the Cuckoo's Nest
映画『カッコーの巣の上で』はいつ見ても心を打たれざるを得ない私のヒューマンドラマ部門ではお気に入りの作品だ。 私が好きな人間描写のひとつにマクマーフィー(ジャック・ニコルソン)とチーフ(ウィル・サンプソン)との徐々に培われてゆく友情が挙げられる。 とりわけ映画のラストでロボトミー手術を受け生きる屍となったマクマーフィーをチーフ自らの手によって彼を死に至らしめる=真の人間性への回帰を謳い上げるシーンはその直後のチーフの病院から脱出劇とともに圧巻だ。 おそらく誰もが高評価を付けるであろうこの映画に彼の尺度によると10点中3点という辛口の評価を付けるkumさんという人がいる。 高い評価のオンパレードも面白味がないので、以下に敢えて彼の感想を引用する。 さて、この「カッコーの巣の上で」ですが、yahoo映画を見ても、goo映画を見ても、高評価ばかりが目立ち、低評価はほとんどありません。 |