2013-07-11 生まれて墨ませんべい 未分類 三島由紀夫 太宰治を皮肉った坂口安吾の『不良少年とキリスト』というエッセイがある。要約すれば、「太宰の抱え込んだ苦悩など歯痛にも及ばない」と。今日で右耳から顎にかけての部分がズキズキと痛み始めてから3日目になる。前にもこのようなことはあったが、大抵の場合、ひとに気を使い過ぎた時に限ってのことである。しかし、ここ最近はそうしたことも身に覚えがない。ましてや“太宰的煩悩”からも縁遠い存在に今はある。 兎に角、困ることは例えばブログならそれに集中して書くこともままならないのだ。確かに坂口安吾の言う通りある一面ではこの夏の猛暑を含めた肉体的苦痛は精神的なそれに勝る。