ウエストポーチにお福さん
やはり100円ショップの商品はモノによっては直ぐに使いものにならなくなってしまう。 昔は買いものに外出する際はそれなりの格好をしたものだが今ではそれも面倒臭くなり季節柄上はTシャツに下はジャージといった風体だ。 そこでカードの入ったサイフなどの貴重品をジャージのポケットに入れたはイイがついウッカリ落としてしまったらといった類の心配が頭の中を駆け巡る。 だからこそウエストポーチを買ったのだが、半月も経たないうちにポーチの両サイドのベルトが早くもちぎれそうになっている有り様だ。 事は急を要する。 結果、早速Amazonで今度はシッカリとしたウエストポーチを改めて購入したのだが、注文の時点ではブルーとレッドとの二色の中からこちらでは色指定不可との但し書き。 私としてはレッドが欲しかったのだが、商品到着までは宝クジの当選番号を期待するような心境だった。 で、届いたのは「レッド」。 私のクジ運はあまり良い方ではないのだが、もう「やったぁー」の一語に尽きる(委託販売のため、ただ送料580円と高いのが玉にキズ)。 そして、話は「お福さん」。 もともとこの「お福さん」というのは福を招く日本古来からの少々エロい置きものだったらしいのだが最近ではそれがケータイのストラップや風鈴などに趣向を変えた代物として知られている。 かねてより「お福さん」には目を付けていた私なのだが、そのお守りもお気に入りの一品だった。 ウエストポーチに「お福さん」を忍ばせるのもなかなかの妙だと思い、この先どんな幸運が舞いこんでくるのだろうと今からひとりで「ムフフ」とニヤニヤしているところだ。 つくづく自分は物好きな人間だと思う。 |