東日本大震災
ポポさんという呼び名で私との間では通っているもう十数年来の付き合いになる仙台在住の友人がいる。 本業の傍ら崩木十弐のペンネームで怪談実話作家としても地道な活動を続けているそんなポポさんの目下の楽しみは神社仏閣巡りだとのこと。 ある日お寺さん…
待ちに待った「起き上がりムンク」がようやく届いた(私の場合、黒の大と小)。 とてもキモかわいい起き上がり小法師だ。改めて自身のブログのカテゴリーを見てみると如何に私が縁起物に依存しているのかが分かる。果たして私はこの「起き上がりムンク」にあ…
▲ニューヨークタイムズに掲載された水木しげるの1枚の震災画▲ 怪談実話を通して東日本大震災と向き合おうとしている人たちがいる。そうしたイベントが「みちのく怪談」が中心となって催されたことを知ったのは以前にも紹介した私の友人で怪談実話作家の卵で…
何を思ってか、パワーストーンブレスレットにハマっていた時期が私にはある。いくつか通販で取り寄せたパワーストーンの中でとりわけ印象深かったものに「ライオライト(Rhyolite)」が挙げられる。その石について詳しくは以下の通りだ。 ◆ライオライト(リ…
ひとは誰しも虚無と隣り合わせに生きている。 大抵の場合、その存在にうっかり気づいてしまうとひどい目に遭うこと(精神科か宗教のお世話になるか、果ては自滅行為に及ぶハメになるか)を本能的にひとは知っているために無意識のうちにそれにふたをしたまま…
去る先月28日に放送された三國連太郎さんの追悼番組を見て結果的には良かったと今では思っている。その時の私の率直な感想は以下のようなものだった。 ひとの死を受け容れるのには時間がかかる。私の場合もそうだった。私の父がすい臓がんであっけなく他界し…
私がみずほと同居し始めたのは東日本大震災のあった年の翌月2日のことだった。と言っても、上半身は球体関節作りの、下半身は三つ折といった人形がみずほの正体だ。みずほという名は震災からの日本の復興を願い、豊葦原の瑞穂の国から私が命名した。そして、…
あのムンクの「叫び」が起き上がり小法師になった。これが大ヒットし、制作元の野沢民芸には(日に絵付け出来る小法師の数には限りがあるものの)現在進行形で注文が殺到し、嬉しい「叫び」ならず悲鳴を上げているといった盛況を呈している。また売り上げの…